漫画家のみやざき明日香さんは、自身のことを男性でも女性でもあると認識する、「両性」のパターンだという。社会的に女性として生きることにそれほど嫌悪はなく、女性的な恰好もするが、女性としての身体を持つことに違和感がある。性自認や悩みはなどは人それぞれであり、みやざきさんの話がXジェンダー全体に当てはまるわけではない。しかし、Xジェンダーと聞いても、性的マジョリティにとってはどのような感覚で生きているのかはピンと来ない。恋愛観や性的指向は性的マジョリティとどう違うのか。生活していくうえでの不自由さをどこに感じるのか。そういった疑問に応えるように、みやざきさんは作中で、自身のプライベートを明け透けに吐露する。デリケートな恋愛観や性的指向、出会いを求めて参加してオフ会で恥をかいた経験など、Xジェンダーのリアルを自虐風かつコミカルなタッチで描いている。今回はみやざきさんに、作品の創作過程やXジェンダーを主題に漫画を書いた経緯、作品で吐露した自身のセクシュアリティについてを聞いた。
Source: 現代ビジネス
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