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ビックカメラの連結EC売上は約9%増の1564億円、EC化率は18.8%【2021年8月期】


ビックカメラが発表した2021年8月期連結決算におけるグループの連結EC売上高は、前期比8.9%増の1564億円だった。
連結売上高は8340億6000万円で同1.6%減。連結売上高に占めるグループECの割合は18.8%。

連結EC売上の推移(画像はIR資料からキャプチャ)

ビックカメラグループのEC売上高は、ビックカメラ、コジマ、ソフマップのEC事業の売上高と、楽天ビックへの卸売りを合計した金額。
ビックカメラは販売チャネルごとの収益の可視化を進めている。2021年3-8月期(下期)に関し、事業部門に本社費を配賦する前の営業利益率は、EC部門(楽天ビックの卸売りを除く)で2.9%、実店舗は2.0%だった。
ビックカメラグループの物流拠点である船橋センターでは自動化を推進。2020年8月期には、棚移動型ロボットの稼働エリアを初期導入時に比べ3倍規模に拡大し、仕分けや保管の効率化、出荷キャパシティへの増加に対応するため大型マテハンを導入した。
2021年9月に本稼働をスタート。出荷可能件数は従来比で倍増、運用コストは自動化による人件費の抑制で吸収できるとしている。


 
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