芸能プロダクションの比較経営分析- 吉本興業 vs ジャニーズ-& -モーニング娘vsAKB48-
プロジェクトのねらい−なぜ吉本(Y)とジャニーズ(J)に注目するのか−企業統治(Y=上場, J=非上場),経営戦略(Y=多角化, J=集中),新人採用(Y=公募, J=非公募)などで方針が全く異なる。 吉本の不動産経営において,製作部門は成長していたが,移ろいやすい大衆相手の商売のため浮き沈みがあり,安定収入の見込める事業の開発が不可欠であった.その対策として,直営劇場「花月」が入居する自社ビルを利用した不動産事業を展開した。 ジャニーズ事務所の不動産経営において, 「世間の常識」の逆を行くジャニーズ的プロデュース手法として, ジャニーズ系アイドルの特色の一つに, 「和物」といわれる様式がある。ジャニーズ系アイドルのステージでよく見かける演出にバックで踊るジャニーズジュニアが法被を着ているシーンがある。自分の研究計画との関連性 私のやろうとしている研究に非常に似ていると考えられる。より適切に言うと、私のやろうとしている研究と全く同じであろう。企業計画や経営理念を比較している点に関連性がある。また、2つとも巨大な芸能プロダクションだということで、メディア戦略や雇用関係・人材育成までにも注目し比較をしている。 さらに、様々な資料を用いてそれぞれの事務所の番組独占率をしらべることにより、各事務所の大きさを示している。また規模・収益をも示している。 しかし、この論文との相違点を挙げると、こ
コメント