銀行員の徒然日記②
足元コロナで影響を受ける企業が多いと言われている。確かに旅行、飲食関連は総じて大きなダメージがあります。一方、コロナ禍で業界全体がダメージを受けているとはいえ、企業によってはそこそこ安定した業績の企業が一定数あります。私は勤務地の特性上、繊維関係の企業を見ることが多いですが、皆さんは繊維と聞いて何を思い浮かべますか??繊維…そう、身近にある繊維で出来たものは今も身につけている衣料品。おそらく思い浮かべるのはアパレル関連じゃないでしょうか?アパレル業界もコロナ禍にて消費が低迷して総じてネガティヴなトレンドです。しかしながら、そもそもコロナによる経済活動低下が主な原因、とは言い難い側面があると感じています。あくまで例えとしてアパレル業界について述べますが、低価格化が進行しているアパレル業界全体的に、最終財の価格は低下しているのに、生産拠点であった中国の人件費の上昇を筆頭に今までの生産体制ではコスパが悪く、企業の業績をジワジワ蝕んで来た印象を受けます。そこにコロナのダブルパンチでかつての懸念がいま顕在化した、そんな現状ではないでしょうか。すでに述べられてきた内容かとは思いますが。では企業の勝ち負けは何で変わるのか。それはひとえに応用力ではないでしょうか。業界全体がダメージを受けているのに勝ち負けがあるその違いは、既存のリソースを如何に別次元に昇華させることができるか否かだと思います。アパ
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