すべてはパリパリのために!気象データを活用した、「チョコモナカジャンボ」のマーケティング戦略
パリパリとしたモナカ皮の香ばしさ、まろやかなバニラアイスと板チョコのコク。森永製菓のロングセラーアイス「チョコモナカジャンボ」は、2020年に“20年連続の売り上げ伸長”を達成しました。
「すべてはパリパリのために!」というスローガンのもと、森永製菓が作りたてのおいしさを届けるために注力したのが、気象データをフル活用した「鮮度マーケティング」。今回は、同社の「鮮度マーケティング」に迫ったウェビナーをレポートします。
※本記事は、「新時代のサプライチェーン×マーケティングが進む方向とは~チョコモナカジャンボの鮮度マーケティングと気象データ活用の最新事例~」と題し、日本気象協会が2021年8月30日に開催したウェビナーを、ウェブ電通報編集部の視点で記事化しました。
パリパリの食感を生かすため、“作りだめ”をしない
森永製菓の「チョコモナカ」が誕生したのは、今から約半世紀前の1972年。その後、幾度か容量変更などのリニューアルを行い、1980年には「チョコモナカデラックス」、1996年に「チョコモナカジャンボ」と改名。そして2020年度には、“20年連続の売り上げ伸長”を達成した。ここまで売り上げを伸ばせた大きな要因は、2000年頃から「
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