著者は浅川芳裕さん。発行は2010年2月。本著の5,6割は「自給率」という指標の無意味さと、この指標をうまく活用しながら国民の危機意識を刺激し、国家への依存体質にさせる精神形成と政策などを進めてきた農水省への批判が示されている。私自身も、義務教育を受けていた時から自給率という言葉は聞かされていた記憶があったし、それによって「自給率あげるために」ということを話したこともあった。もし、諸外国のように「自給率」という指標がなくて、「農業生産額」や「輸出総額」などのシンプルな指標や農業におけるKPI設定をされていたら、農業に従事しようとした理由は違っていただろう。そう思わせた本の内容をメモしておく。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
コメント