ピーター・スコット・モーガンの話を知ったときにはほんとうに驚いた。ALS(筋萎縮性側索硬化症)と診断されたモーガンは、ほぼすべての身体機能を機械に移植し、「デジタル空間の私は年を取らないし、あらゆる言語を話せる。週7日間、これまでのキャリアで最もハードに働いているよ」と語っていた(「人生の半分「バーチャル生活」 人類の進化か退化か」日本経済新聞2021年5月25日)。
『NEO HUMAN ネオ・ヒューマ 究極の自由を得る未来』(東洋経済新報社)は、「サイボーグ」となったモーガンの自伝だが、それを読んでさらに驚いた。テクノロジーの話かと思ったら、愛の物語だったからだ。
Source: ダイアモンドIT
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