世界で20億人以上が小規模農家として生計を立て、そのうち40%の1日当たりの所得は2ドルにも満たない。彼らが所得を増やすには森林を伐採して耕作地を広げざるしかなく、それが深刻な環境破壊を招いている。世界中の人々に食料を供給するためには小規模農家の発展が不可欠だが、この悪循環をどうすれば断ち切れるのか。本稿では、ドイツのバイエルが主導した官民協働のパートナーシップ「ベター・ライフ・ファーミング」の成功事例をもとに、小規模農家が持続可能性と経済性を両立する方法を模索する。
Source: ハーバード
コメント