S&P500社、第3四半期は記録的な5四半期連続でポジティブなEPSガイダンスを発行する企業が増加
文責:ジョン・バターズ|2021年10月4日第3四半期の終わりに向けて、S&P500社のうち103社が当四半期のEPSガイダンスを発表しました。この数字は、5年間の平均値である100を上回っています。この103社のうち、マイナスのEPSガイダンスを発表している企業は47社、プラスのEPSガイダンスを発表している企業は56社です。マイナスのEPSガイダンスを発表した企業数は、5年平均の61社を大きく下回り、プラスのEPSガイダンスを発表した企業数は、5年平均の39社を大きく上回っています。S&P500社のうち56社が当四半期にプラスのEPSガイダンスを発表した場合、ファクトセットが2006年にこの指標の追跡調査を開始して以来、当四半期にプラスのEPSガイダンスを発表したS&P500社の数としては4番目に多いものとなります。現在の記録は、前四半期(2021年第2四半期)に発生した67社です。また、プラスとマイナスの数値に変化がないと仮定すると、第3四半期は、S&P 500社のうち、プラスのEPSガイダンスを発表した企業の数がマイナスのEPSガイダンスを発表した企業の数を上回った5期連続の四半期となります。これは、ファクトセットが2006年にこの指標の追跡調査を開始して以来、プラスのガイダンスがマイナスのガイダンスを上回った最長の四半期記録です。なぜこれほ
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