前回まではニセモノへの直接的な対策を紹介してきました。今回は間接的な対策である啓発活動を紹介します。啓発活動とは、業界団体やブランドを保有する会社が、消費者や販売店にニセモノの存在を広く知ってもらい、ニセモノを買わない、仕入れないよう訴える活動です。消費者が賢くなればニセモノを買わなくなり、ニセモノ市場も縮小できるというロジックです。啓発のキーメッセージは、ニセモノは素人では見分けがつかないくらい巧妙に作られているが、品質や性能は著しく劣っている事ですが、加えて、ニセモノの販売場所や価格帯なども紹介されます。啓発は一人あたりGDPが低い新興国に向けて実施してきましたが、越境Eコマースと国際宅配サービスの台頭により、先進国も新興国と同様のリスクがあると認識され、現在ではグローバルに啓発活動が実施されています。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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連続ニセモノ警察 第9話~啓発活動~
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