米国時間10月4日、テクノロジー企業の株価が急落し、NASDAQ Composite(NASDAQ総合指数)は午後早くの取引で2.4%下落した。
テック業界全体で見ると状況はさらに悪い。Bessemer Cloud Index(ベセマー・クラウド・インデックス)株をまとめて取引する手段であるWisdomTree Cloud Computing Fund(WCLD、ウィズダムツリー・クラウド・コンピューティング・ファンド)は5%ほど下がった。Bessemer Cloud Indexは、主にホスト(SaaS)経由あるいはオンデマンド(API)方式でサービスを提供している公開ソフトウェア企業の株価を追いかけている。
TechCrunchが日中の最新取引状況を伝えることはあまりないが、今回は大きな下落の直後なので影響が蓄積し始めている。
NASDAQは直近高値から7.7%下げた。それ自体「さほど」悪いことではない。直近高値から10%上下したことを意味するtechnical correctionですらない。ちなみにbear market(弱気市場)は直近高値から「20%」以上下がった場合だ。
SaaSとクラウドの市場状況は最悪で、本日だけで13%近く下げている。上場ソフトウェア企業は調整局面にあり、この日のようなことが続けば弱気市場に向かうばかりだ。
もちろんこれだけではない。ソーシャルの巨
コメント