アグリテック領域のスタートアップ「AGRI SMILE」は10月4日、持続可能な農業を実現するDXプラットフォームの一環として、動画で栽培技術を分かりやすく体系化することで農業協同組合(JA)の営農指導業務をDX化する「AGRIs by JA」(アグリス バイ ジェーエー)の提供を開始したと発表した。複数の産地のJAと連携して多品目の栽培ノウハウを網羅的に蓄積し、全国のJAの営農指導において活用できる仕組みを構築している。
AGRIs by JAは、従来対面で行われてきたJAの営農指導をDXすることで、営農指導業務の効率化や質の向上に寄与するという。プロダクトの開発や改善、配信する動画コンテンツの制作において、国内有数の農畜産物取扱高を有する「とぴあ浜松農業協同組合」「晴れの国岡山農業協同組合」「越智今治農業協同組合」とAGRI SMILEで協議会を設立し実行している。
AGRIs by JAが提供する主な機能は以下のとおり。
協議会JAの営農指導員が実演・解説する100トピック以上の栽培基礎技術動画を視聴できる(農林水産省の作況調査対象となっている野菜計41品目のうち、87%を網羅)。作物ごとの栽培法はもちろん、畝立てや農薬散布、出荷調整などの作業、農業機械のメンテナンス、栽培基礎知識の講義などのコンテンツを揃えている(毎月更新予定)
各JAからの産地内限定の動画の配信、また生
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