働き方
組織の残業を削減できるマネージャーと、削減できないマネージャーがいる。残業を削減できるマネージャーは大したものだなあと思う。彼らをしっかり讃えたい。残業を削減できないマネージャーは、人員増に頼ってくるが、そこで人員増をすれば他の組織に歪みが出る。全体の組織として人員増ができるわけじゃないから、削減できる能力のあるマネージャーの組織が人員を削減されて、つまり、できないマネージャーが、理不尽にできるマネージャーに頼るような状況にもよくなる。できる人にできない人が依存する嫌な構造が生まれる。これが困る。改善の結果、組織への報酬がマイナスになってしまうなら、誰も残業削減努力をしなくなる。仕事のアウトプットが1人+1人=2人とはならないことは経験から知っている。よほど単純作業でない限り増員しても、その効果が見えないまま埋没してしまうことも多い。マネージャーを総括管理する上位の管理職は人員増に傾きがちだ。それにより自分の責任を果たした気分になるからだろう。でも、それは根本的な解決にはほど遠い。これからは、目を量(人間の量)から質(働き方)にしっかりと向けなければならない。そうしなければ、今後増えるはずの無い労働力じゃやっていけない。組織が維持できない。そうした目で、人間の育成を考える、そうした目で評価を徹底する。それは適切で平等な人事評価の実現にも繋がる。これは、人間をウエットな目で見ることを
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