アスリート×ビジネスで生まれる、新たな価値とは?
5歳からラグビーを始め、高校、大学、社会人、さらに日本代表でもキャプテンを務めた廣瀬俊朗さん。現在は起業家として、アスリートと企業が協業して社会課題解決を目指すプロジェクト「TEAM FAIR PLAY」を牽引しています。
本記事では、SDGs達成のためのヒントを探るべく、アスリート×ビジネスから生まれる新たな可能性や、ご自身が考えるリーダーシップやキャプテンシーについて廣瀬さんに伺いました。
引退後も「面白いこと」をするために、ビジネスを学び始めた
──廣瀬さんは2016年に現役を引退されましたが、その後のキャリアについてはどのように考えていたのでしょうか?
廣瀬:明確なビジョンがあったわけではないのですが、将来的にはビジネスで面白いことをやってみたいと思っていました。そのために準備をしようと、2016年にビジネス・ブレークスルー大学大学院(※)に入学して、経営の勉強を始めました。ゆっくり勉強するのもいいけど、自分にプレッシャーを与えたほうが頑張れると思い、あまり悩む期間をつくらずに入学を決めましたね。
すぐにアクションを起こせたのは、長年スポーツをしてきて、「体感すること」の大切さを実感していたからかもしれません。いいなと思ったら「まずはやってみる」というのは、僕がとても大事にしていることなんです
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