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(V96) 勤勉で真面目な人たちが良かれと思ってしがみつく現状維持が、ことごとく裏目に出て人々を貧しくさせている現象-2 (2021.3.9) by 窪田順生 より抜粋加筆しました。

⑷ 昭和の官僚たちが高度経済成長期の切り札として、生み出したのが、1963年に制定された中小企業基本法①当時は雇用も不安定で、景気が悪くなると、大企業をクビにされる労働者がたくさんいた。失業者を受け入れる雇用の受け皿を沢山つくることが、官僚たちに課せられたミッションだった。そこで目をつけたのが、中小零細企業。②中小零細企業が社会にあふれれば、失業者対策になる。地域経済も循環するので良いことづくしということで、とにかく数を増やすべきだと税制や助成金などさまざまな支援をそろえてきた。③そんな手厚く保護されている領域があれば当然、それを活用しようという人たちが集まってくるので、中小企業・零細企業は右肩あがりで増えていく。この保護政策は、高度経済成長期が終わっても、見直しされることなく続けられた。④勤勉で真面目な人たちは一度定められた路線は、過剰なまでにしっかりと守る。頭がカチカチなので、「中小企業が増えれば日本経済が成長する」、という大前提が時代に合っているのかと検証することなく、ただ前任者たちが敷いたレールを進んでいった。⑤そして気がつけば、日本は99.7%が中小零細企業という産業構造がビタッと定着して、以下ができあがった。「他の先進国が引くほどの低賃金国家」⑸ 勤勉で真面目な人たちが良かれと思ってしがみつく現状維持が、ことごとく裏目に出て人々を貧しくさせている、という現象は日本のさま

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