9月23日の日経新聞の1面に「ネット診療患者負担割高」という見出しの記事が掲載されていた。日経新聞の調べでは、システム利用料などの名目で保険外費用を医療機関が患者より徴求していて、オンライン診療の患者負担額が通院時よりも高くなるケースが相次いでいるとのことでした。記事では国が診療報酬でオンライン診療を低く設定し、医療費以外でのかさ上げを認めていることが、その要因としている。筆者もある病で、近くのクリニックに検査結果の受領と医療費の支払いだけで通っていて、そこはオンライン診療もしているがシステム利用料で高くなるので、通院している。本当に記事のとおりのことが起きている。 オンライン診療は補完的との位置づけで診療報酬が安くされているが、一方で、オンライン診療の導入は初期費用、ランニング費用がかかるのも事実で、その費用を患者に求めるのは筋が通るようにも見える。ただ、問題なのは、医療機関側には本当に何のメリットもないのかということだと思う。オンライン診療は、医療機関の混雑の解消につながるはずで、慢性疾患の患者を中心に医療機関にも余計な顧客対応をしないで済むメリットがあり、利用する患者数が増えれば、ランニング費用は十分吸収できるのではないかと思う。初期費用に関しては補助金等の対応で導入を促進させることが、医療機関はもとより、患者にとってもいいのではないかと思う。続きをみる
Source:
スポンサーリンク
閑話休題~価格の話
最近の投稿
- ゴールドマン・サックスに17年間務めた「伝説の日本人投資家」が予測するトランプ後の世界経済の恐るべき行き先
- インフルエンサーの報酬に源泉徴収が必要か?詳しく解説
- 物流業界における充実した福利厚生が生む未来 ~従業員の幸福と企業の成長を両立する取り組みとは~
- 実務者として何を目指すか
- HIKKY、13回目となるバーチャルマーケットを12/7より開催 大丸松坂屋百貨店、ベルクらが参加
- 三井不動産がECモール「&mall」を刷新、アウトレット専用機能など実装へ。独自のオムニサービス・プラットフォームを開発
- 近視は万病のもと!近視だと「発症率845倍」に跳ね上がる病気とは? – ニュースな本
- 退職前後での家計簿の変化'e
- 人工知能と値上げについてダラダラと談話
- ゴム人工筋肉を用いたロボが「無」を提供する店舗が下北で開業:イノベーションのレシピ
コメント