サプライチェーンとフリートマネジメントのソリューション企業であるRyder(ライダー)が、またしても自動運転トラックによる物流企業と提携することになった。同社は現地時間9月16日、自動運転トラックを開発するEmbark(エンバーク)が所有・運営する、最大100カ所の中継地点の全国ネットワーク立ち上げを支援する計画を発表した。
Ryderが公にしている自動運転トラック企業との提携としては3番目となる。最近では、Waymo Viaの自動運転トラック事業の規模拡大を支援するため、車両のメンテナンスと管理の標準化を支援する計画を発表した。また、TuSimpleと共同で、自社施設をTuSimpleのターミナルとして活用している。
「私たちは最先端を走っており、自動運転車が将来の物流において果たす非常に重要な役割をを深く理解し始めたところです。したがって、できるだけ早い段階で参入し、その技術で市場を支配しつつある企業と仕事を始めたいと思っています」とRyderの新製品イノベーション担当EVPであるKaren Jones(カレン・ジョーンズ)氏はTechCrunchに語った。
同社はKodiak、Aurora、Plusといった他の自動運転車の企業と協議はしているものの、ジョーンズ氏によれば、取引の予定はないと述べた。同氏によると、同社は、既存の提携によって得られるさまざまな事例から学び、成長する
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