ファイザー、ビオンテック、モデルナには共通点がある。いずれも、移民が創業者あるいは共同創業者として興した企業であるという点だ。これらに限らず、移民が起業家として成功するのは大きな潮流だが、それには理由がある。出身国を出て馴染みの薄い国に移住するというリスク、さらにどのような起業もそうであるように事業が成功するかというリスク。この両者をいとわないパーソナリティが原動力になっているのだ。本稿では長期追跡研究の結果から、移民の起業家に共通するリスク志向について解説し、投資家や政策決定者が彼らの起業家精神から、どのような利益を得られるかを論じる。
Source: ハーバード
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