スクール出身者は微妙!?
はじめまして、スーパーソフトウエアというソフトウェア開発会社を経営している船木と申します。近年、「未経験から○ヶ月でエンジニアになれる」などと謳ったプログラミングスクールが多数出てきているのはみなさんもご存知でしょう。
しかし、こうしたスクールの出身者は採用する企業側からすると微妙なことが多いのが実情です。今回はそのあたりの事情について書いていこうと思います。
うちの会社でもこうしたスクール出身者をこれまでに10人以上採用してきました。広告をたくさん出している大手スクールの出身者も採用しました。全く同じようなコードをGitHubにあげて自分の成果として示し、面接対策として仕込まれたであろう受け応えをすることは大目に見つつ、一抹の不安を感じながらも、エンジニアになりたいという意気込みを買って採用したのです。
最初は仕事になるはずもないが、徐々にでも出来るようになれば、という親心もありました。ところが期待に反して多くの人は雲行きが怪しくなってきます。最初は頑張るが、続かない。あれだけあった熱意や意欲が、実務の難しさに直面するとあれよあれよと消えてしまう。
そうして、思った仕事と違ったとか、自分には向いていないといった理由で諦める人が大半でした。なぜこのような状態なのか考えてみると、彼らはある意味での被害者なのではないかと思えてきました。(文:スーパーソフトウエ
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