#17の「ジョハリの窓の理論とマーケティングは何の関係があるのか?」で、ジョハリの窓理論の考えを用いて、「開放された窓」に情報を集め、お客様との情報の格差を解消し、信頼性を向上させることが大切になりますと述べさせて頂きました。この「売り手側」と「買い手側」の「情報格差」については、「情報の非対称性」という理論があり、小さな事業者のマーケティングを考える際に一つのヒントになりますので、今回のブログで紹介させて頂きます。 情報の非対称性の理論は、アメリカの経済学者のジョージ・アカロフ氏が1970年に発表した論文で登場したのが始まりと言われています。 この「情報の非対称性」は、2003年の中小企業白書でも紹介された言葉になりますが、簡単に説明すると、商取引などで、「売り手」と「買い手」の間で、それぞれが保有する情報に大きな格差がある場合、情報を持っている側が有利に交渉を進めることができるというものです。(理論では、必ずしも情報を有している側が有利という訳ではなく、情報を持っていない側に有利に働くこともあるとしています)続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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