おじさん差別は許されるのか
はてな匿名ダイアリーに9月上旬、「『おじさん』はバカにしていいという風潮」という怒りの投稿があり注目を集めた。投稿者は、中年男性をバカにするネット上の言葉に憤り、
「そんなバカな。さすがに、男に生まれて中年になっただけでバカにされるいわれはないだろ。やめましょうよこういうの」
「こういうのにもちゃんと文句を言うことが、あらゆる差別をなくすってことに繋がるんじゃないのか?反差別の人たち、『おじさん』って言葉に無頓着すぎねえ?」
と主張している。(文:okei)
「わりと直球の差別」と猛反発
発端となったのは、あるツイートだ。セーラームーンのキャラクターに憧れて髪をブルーブラックに染めた同期が、「おじさんには見えない青(黒に見える)だから怒られないの!」と言い放ったという内容だった。これがトゥギャッターにまとめられ、はてなブックマークでも話題になっていた。
匿名ダイアリーの投稿者は最初のツイートや付いたコメントの意味を要約し、
「おじさんは目が悪くて特定の髪色を判別できない」
「おじさんはファッションに疎いので、特定の髪色を見てもそれが染められた色だと判定できない」
といった内容を「わりと直球のdiscrimination(編注:差別)」と指摘していた。
確かに、人は誰でも歳をとる。筆者もアラフィフ女性のため、中年になっただけでバカにされたのではやり切れない
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