(V00) 米国でのホンダジェット開発成功にヒント。独創的技術と異文化コミュニケーション力 by 牧野義司 より抜粋加筆しました。
⑴ 藤野道格ホンダエアクラフトCEOの講演日本企業がグローバル市場で勝つポイントは、以下。①積極的に競争現場の主戦場にあえて臨む②激しくもまれながら競争に勝つための大胆な取り組みを行う③誰もが高い評価を下してくれる実績を示すことが必要要は、日本を拠点に、日本仕様の完成品をつくって、世界に打って出る、という発想でない。↓「最初から主戦場で競争すること」⑵ 藤野さんが2つのソフトパワーを駆使【パワー①】藤野さんが、グローバル市場で勝ち抜くための、以下のイノベーション力のすごさ。Ⓐオンリーワンと言える、独創的な技術による新機種開発が必要Ⓑ主戦場はビジネスジェットの本場、米国と決めたこと【パワー②】藤野さんが30ヶ国に及ぶ国々の技術者1800人を、巻き込み、異文化コミュニケーション力を駆使して組織を動かした指導力。藤野さんが最もすごいと思ったのは、独創的な技術開発へのチャレンジ、イノベーションに対する執念。藤野さんは言う。「ホンダが他のメーカーと同じようなものをつくって、意味があるのか、と自身に問いかけを行った。あえて独自の発想、イノベーションで行くことにした」↓その最大成果が、航空機エンジン開発関係者の「常識」を、打破した主翼の上の部分へのエンジン取り付け。飛行機づくりに強い夢を持っていた創業者本田宗一郎氏にも、チーム立ち上げをいっさい知らせず守秘を通した、という。⑶ 藤野さんの話で興味
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