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スプリントにおける差し込みタスクの対応について

スクラムを導入しようとするとき、スプリントの合間に想定外のタスクが差し込まれてしまうことが多いという話をよく聞く。スプリントプランニングで見積もっていないタスクが入った結果、スプリントゴールが達成できなくなるということだ。この場合、差し込みタスクはしょうがないのでスプリントゴールが守れなくなることを許容してもいいのではないかという考えが出てくる。ここに関して、スプリントゴールの達成を阻害する差し込みタスクをスプリントの途中からいれるべきではないと私は考えている。もし、その差し込みタスクが本当に重要なのであれば、プロダクトオーナーの判断でスプリント自体の終了を宣言すべきである。差し込みタスクをどんどん入れてスプリントゴールを達成できない状況を受け入れるようになってしまうと、スプリントゴールが陳腐化してしまうからだ。スプリントゴールはチームが一丸となって目指すものなのに、スプリントゴール自体が陳腐化してしまうと自己組織化したチームを作ることが難しい。ステークホルダーからの要望に振り回され続けることになってしまう。よく言われることだが、スクラムは守破離で進める必要があり、まず型を守るところから始めるなければならない。スクラムの一部分だけを切り取って実行しても、スクラムの本当の力を活用することはできない。スクラム失敗のパターンは、初期段階でスクラムをきちんと実施できていないことからも起きる

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