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「副業解禁時代」のサラリーマンが手を出してはいけないこと:ビジネスデザイナー・細野真悟さんに聞く「小さな事業」の作り方 (1)

起業ニュース総合
ビジネスデザイナーの細野真悟さん(左)とグローバルウェイ取締役の根本勇矢
リクナビNEXT編集長やリクルートキャリア執行役員を経て、現在はフリーのビジネスデザイナーとして活動する細野真悟さん。自らの挫折経験を踏まえ、新しいビジネスを作ろうとする人の実践型コミュニティ「Fukusen(フクセン)」を運営している。
インタビューの1回目は、サラリーマンの「副業」について。フリーランスとしての独立できる”スキルワーカー”を理想化する風潮に、細野さんは待ったをかける。どんな問題があるのか。聞き手は株式会社グローバルウェイ取締役の根本勇矢。(構成:キャリコネニュース編集部)
フリーランスは意外と「スキル」で戦えない?
――最近「副業解禁」をする会社が増えていますが、具体的に何をしようかと考えると迷います。いままで身につけた専門スキルを活かして、フリーランスとして仕事を取るといっても、責任や負担は小さくないし、会社員との両立は容易ではない。
細野:そもそも「スキルワーカーは安定しているか?」と言われると、実はそんなこともないですよね。スキルって時間が経つと陳腐化しちゃうし、競争原理に思いっきりさらされる。
――営業力や細かな気配りなど中核スキル以外のいろんな力が必要で、ライターもエンジニアも独立すると「全然専門スキルで戦ってないんだけど?」となりがちです。
細野:一個の

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