ビジネスデザイナーの細野真悟さん(左)とグローバルウェイ取締役の根本勇矢
リクナビNEXT編集長やリクルートキャリア執行役員を経て、現在はフリーのビジネスデザイナーとして活動する細野真悟さん。自らの挫折経験を踏まえ、新しいビジネスを作ろうとする人の実践型コミュニティ「Fukusen(フクセン)」を運営している。
インタビューの2回目は、「スモール・グッド・ビジネス」の具体例について。現在実験中のアイデアを含めて、「ここまで聞いてしまっても大丈夫なの?」と心配になるほど赤裸々に話してもらった。聞き手は株式会社グローバルウェイ取締役の根本勇矢。(構成:キャリコネニュース編集部)
購入前のマンション住民に聞ける「SMUCAMO(スムカモ)」
――前回、「副業解禁時代」のサラリーマンが手を出すべきではない仕事と、「スモール・グッド・ビジネスのオーナーになる」という対案についてお聞きしましたが、もう少し具体的な例をあげていただけますか。
細野:いま僕は「Fukusen(フクセン)」というプロジェクトを立ち上げて、会員を募ってビジネスプランを練っています。集めた会費もプラン検証のために投資するので実質ボランティアなんですけど(笑)、そこに出ている案件からいくつかご紹介しましょう。
たとえば「SUMUCAMO(スムカモ)」というアイデアがあるんですが。中古マンションを買おうとする人って、家族がい
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