ForgeRock(フォージロック)は米国時8月24日、米証券取引委員会(SEC)にフォームS-1を提出し、IPOに向けて次のステップを踏み出した。
同社は想定株価を提示しなかった。同社の株式はニューヨーク証券取引所でシンボル「FORG」として取引される。Bloomberg(ブルームバーグ)によると、このIPOはMorgan StanleyとJ.P. Morgan Chase & Co.がリードしており、同社の評価額は40億ドル(約4400億円)に上る。これは、PitchBookにある、2020年に行った前回のラウンド後のポストマネーの価値である7億3000万ドル(約803億円)を大幅に上回る。
あらゆる規模の組織に対するサイバーセキュリティ攻撃が増え続ける中、ユーザーのアイデンティティーを安全に管理する必要性が高まっている。サンフランシスコに拠点を置くForgeRockは、これまで複数のラウンドで2億3300万ドル(約256億円)の資金を調達している。同社の最後のラウンドは、2020年4月に発表された9350万ドル(約103億円)のシリーズEで、Accenture Venturesと並んでRiverwood Capitalがリードした。当時、CEOのFran Rosch(フラン・ロシュ)氏は、このラウンドがIPO前の最後のラウンドになるだろうとTechCrunchに語って
コメント