BtoB営業の課題として「顧客獲得」を挙げる営業担当者は多いのではないでしょうか。様々な調査機関や企業の調査データでも、営業活動の課題として上位に挙げられるテーマでもあります。また、在宅勤務が進み、顧客獲得がより厳しくなったという声も多く聞かれます。
営業担当者の頭を悩ませる顧客獲得ですが、獲得方法は大きく2つあります。ひとつは新規リードの獲得で、これまで全く接点のなかった新しい顧客へのアプローチです。もうひとつは休眠顧客の掘り起こしで、これまで何らかの形で接点を持ったことがあるが、契約に至っていない顧客へのアプローチです。この記事では各方法のメリットとデメリットを挙げますので、顧客獲得にお悩みの皆さまのご参考になれば幸いです。
新規リードの獲得
新規リードの獲得方法には「アウトバウンド営業」と「インバウンド営業」の2種類あります。
アウトバウンド営業とは
もともと「アウトバウンド」という言葉には「外国行きの」といった意味がありますが、海外に対する営業ではありません。この言葉は業界によって使われ方が異なり、混乱してしまうケースが多いので注意が必要です。今回ご紹介する営業におけるアウトバウンドとは、企業から「外に向かって」という意味になり、「企業側から顧客に対してアプローチをかける営業スタイル」のことです。企業発の営業活動は、すべてアウトバウンド営業に分
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