コンビニと配達員
東京五輪のハーフタイムなどにローソンの店舗は忙しくなる。今、コンビニの商品を配達するフードデリバリーの市場が急拡大している。ローソンがウーバーイーツに出店する形でデリバリーサービスを開始したのは2019年の8月のこと。コロナ禍の後押しもあり出店するデリバリー会社を4社まで拡大。ファミリーマートも20年10月からデリバリーサービスmenuに実験的に出店。52店舗にまで拡大している。こうしたギグワーカーを使うコンビニと一線をがしているのは、セブンイレブンだ。セブンは物流大手セイノーホールディングスと業務提携。重視するのは注文から約30分での配達だ。コンビニの商品は今欲しいというニーズが高いがデリバリーサービス会社では30分の配達は約束できない。自ら配達サービスを構築することが重要だ。そこで鍵となるのか、草ウーバーイーツのようなギグワーカーではなくジーニー専属の配達員であること。配達員を常に一定数確保することができ、注文を受けてからすぐに対応できるわけだ。とはいえ、どちらの配送方法にも一長一短ある。たしかに専属配達員であれば迅速な対応が取れるが、受け入れ可能な注文数に上限が生まれてしまうからだ。いずれにしても配達員の十分な確保が必須になる。そこでローソンが注目しているのは、読売新聞の販売店がマクドナルドの商品配達を受託したこと。朝夕刊の配達以外をつかったもので、同様に遊休時間のある企業と
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