ロンドンを拠点とするスタートアップで、異なる組織間でセキュアなデータ共有をする分散型プラットフォームを提供するInfoSumが、Chrysalis Investmentsが主導するシリーズBで6500万ドル(約71億3000万円)を調達した。
InfoSumは2020年9月にUpfront VenturesとIA Venturesが共同で主導したシリーズAで1510万ドル(約16億5500万円)を調達しており、それから1年経たないうちの調達となった。シリーズA以降にInfoSumは売上を3倍に、従業員数を2倍にし、AT&TやDisney、Omnicom、Merkleなど新規顧客を50社以上獲得した。
コロナ禍でリモートワークやクラウドベースのコラボレーションへの移行を余儀なくされたことが大いに影響して企業がデータのプライバシーに対する関心を強めたことから、InfoSumの成長が加速した。同社のデータコラボレーションプラットフォームは特許取得済みのテクノロジーを使って、データの移動や共有をすることなく2社、あるいは3社以上の企業間で顧客の記録を結びつける。企業はセキュリティに対する懸念を軽減でき、同社によればGDPRなど現行のすべてのプライバシー関連法を遵守しているという。
2021年前半にInfoSum Bridgeを公開したことで、同社のプラットフォームは強化された。In
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