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JX通信社が約20億円のシリーズC調達、SNS発のリスク情報を配信する「FASTALERT」軸に開発・営業体制強化

JX通信社は8月18日、シリーズCラウンドにおいて、第三者割当増資および借入(融資枠設定を含む)による総額約20億円の資金調達を発表した。引受先は、あいおいニッセイ同和損害保険、JICベンチャー・グロース・インベストメンツ、SMBC日興証券と、既存株主であるグローバル・ブレイン、ABCドリームベンチャーズ(朝日放送グループ)の計5社。借入先は、商工組合中央金庫、日本政策金融公庫、三井住友銀行、三菱UFJ銀行の4行。累計調達額は約35億円となった。また、JX通信社とあいおいニッセイ同和損害保険は資本業務提携契約を締結した。
調達した資金は、SNSをはじめとする各種ビッグデータからリスク情報を検知・配信する主力事業「FASTALERT」(ファストアラート)を軸とした「データインテリジェンス・プラットフォーム」を強化するための開発・営業体制強化にあてる予定。これにより、災害や事故にとどまらない多様な企業のリスクにまつわる課題解決に取り組む。
2008年1月設立のJX通信社は、データインテリジェンス領域に取り組むテックベンチャー。国内報道機関・官公庁・インフラ企業などにSNS発のリスク情報を配信する「FASTALERT」、一般消費者向けニュースアプリ「NewsDigest」、自動電話情勢調査などのサービスを展開。新型コロナウイルス感染症については、2020年2月16日より国内感染状況の統計

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