通販新聞社は2021年7月、通販実施企業を対象に2021年下半期以降の通販市場の予想、景況感についてアンケートを実施。約8割が「通販市場が拡大する」と回答しました
通販新聞社は7月、通販実施企業を対象に、今年下半期以降の通販市場の予想、景況感についてのアンケート調査を行った。その結果、「拡大する」と回答した企業の割合は78%にのぼった。コロナ禍による通販の利用増が今後も一定程度継続するとの見方のほか、ワクチン接種が進むことによる景気回復効果が通販市場にも好影響をもたらすのではとの回答が目立った。
一方、足元の消費動向には「横ばい」とする回答が半数を占めた。これからの通販市場はどうなっていくのか。各社から寄せられた声をみていく。
2021年下半期以降の通販市場、78%が「拡大する」と予想
本紙は主な通販実施企業約600社を対象に7月に実施した通販通教売上高調査にあわせて、通販市場の景況感に関するアンケートを実施した。
まず、「2021年下期以降の通販市場について、どのように予想していますか」と質問し、「拡大する」「横ばい」「縮小する」の3つの選択肢の中から選んでもらった。その結果、有効回答数のうち、「拡大する」と回答した企業は78%を占めた。「横ばい」は13%で「縮小する」は9%だった。
2021年下半期以降の通販市場についての予想
コロナをきっかけに増えた通販
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