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時間によって減るお金

通常、食べ物はそのまま持っていると腐敗する。だから早く食べる。食べ物だけではない。人間も年をとるし、自然界のものは、時間とともに移り変わる。ところが、お金だけは時間がたてば利息が付いて増えたりする。考えてみるとそれはとても不自然なことだ。自然の摂理に反している、といってもいい。中東イスラム圏では利息を禁じているところもある。1929年の金融恐慌後に金本位制(昔の紙幣は銀行に持っていくと金と等価交換してくれた)が廃止されてから、マネーの量は増え続けた。グラフを見ると一一目瞭然だ。1960年代を1とすると、2018年の時点で世界各国のGDPの合計額は、79倍にも増えているのだ。当然ながらその間地球が79倍に膨張したということはないので、地球は有限だが、経済は拡大を続けているということになる。以前マネーの量は、GDPの合計とほぼ同じだったが、2000年代初頭から、マネーの量がGDPを大きく上回るようになった。2016年の通貨供給量は87.9兆ドル(約1京円)。世界の国内総生産(GDP)総額よりも16%多い。10年間で7割増加している。それら増加したマネーは株式市場でのやり取りだ。実際人々が汗を流して働いたり作物を作ったり車を作ったりする実体経済とは別の株式投資にお金が急激に流れているのである。それら人間の経済活動の肥大と、冒頭の地球環境の破壊は表裏一体だ。我々は自然の摂理とかけ離れたマネ

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