昨今ダイナミックプライシングという言葉が話題になることが多い。卑近な例がタクシー料金。長期化するタクシー不況の打開策として、雨の日や月末など需要が大きい日は値段を上げる。その代わり空車待ちの多いような日は下げて利用を促進する。そのような検討が国土交通省を中心に実証段階にあるとのこと。目的は異なるが高速道路の混雑を回避する手段として高速料金を変動化するという案も。オリンピック下で首都高利用車に1000円を付加したのが発端だ。今後様ざまな場面でこういった検討が始まり、導入事例も漸次蓄積され、応用が広がってゆくだろう。その根底にはDXの進展がある。一見同一の製品やサービスを異なるグループに異なる価格で提供するというのが元々の定義だがこれはそう簡単ではない。価格情報が瞬時に共有化出来る今日、一物多価は難しい。それぞれの購買者を納得させる理由が必要なのだ。だから逆説的に言えば、同じ製品やサービスであっても、違う環境、すなわち異なる場所や時間帯、あるいは需要の高低が顕著な際に価格を変化させることはそれほど難しいことではない。そこにダイナミックに価格を変動させる自由度が生まれる。とはいっても実行面ではどのくらいの頻度で変えてゆくかという問題もはらんでいる。そこで強い味方になるのがDXの進化だ。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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ダイナミックプライシング
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