オーストラリアのシドニーを拠点とする新しい植物由来食品スタートアップのFable Foodが資金調達を発表した。キノコから代替肉を製造している同社はシードラウンドで650万オーストラリアドル(約5億2900万円)を調達した。このラウンドを主導したのはオーストラリアのVCでCanva、Culture Amp、SafetyCultureにも投資しているBlackbird Venturesで、他に農業・食品テックベンチャーファームのAgFunder、持続可能性に着目するAera VCとBetter Bite Ventures、さらにシンガポールを拠点とする農産物輸入業者のBan Choon MarketingとSequoia CapitalのパートナーだったWarren Hogarth(ウォレン・ホガース)氏も参加した。
Fableは2021年中の米国での販売開始に向けて準備をしている。オーストラリアでは同社製品をWoolworths、Coles、Harris Farm Marketsなどの小売店で購入できるほか、レストランのGrill’dでは最近136店舗でキノコ肉バーガーパティの提供を始めた。Fableの製品はシンガポールや英国のレストランでも味わえる。
Fableは高級レストランのシェフから化学系エンジニアで菌類学者(キノコ研究者)に転身したJim Fuller(ジム・
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