Galaxy Z Flipは、おそらく永遠にFoldの後塵を拝することになるだろう。S Penをはじめとする数々の新機能を搭載し「フラッグシップ」の仲間入りを果たしたが、Galaxy Z Flipのその運命はおそらく避けられない。
しかし、フォルダブル端末の世界を真剣に検討している人にとっては、クラムシェル型デバイスについて何かいうべきことがある。それは、本モデルはGalaxy Zシリーズの中では、これまでずっとコンパクトなものであり、(あえていうなら)手に取りやすい存在だった。もちろん、1380ドル(約15万2000円)という価格は「手の出しやすさ」という意味では相反するものだが。しかし、今回のUnpackedイベントで、Samsung(サムスン)はGalaxy Z Flip 3がFoldよりも大幅に値下げされると発表している。
999.99ドル(約11万円)という価格は「相対的に」というものだ。しかし、少なくとも400ドル(約4万4000円)近い値下げによって、Flipはフラッグシップモデルのメインストリームとなる価格帯に入ることになる(Fold 3は、先代モデルよりも安いとはいえ、1799ドル[約19万9000円]だ)。さらに、第3世代のデバイスで得られた知見を踏まえれば、これまでのSamsungの(そしておそらく業界の)最も主流となるフォルダブル端末であることは間違いない。
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