Canopy Servicing(キャノピー・サービシング)は米国時間8月9日、1500万ドル(約16億5000万円)のシリーズAをクローズしたと発表した。このスタートアップは、フィンテックなどにソフトウェアを販売し、その顧客がローンプログラムを作成したり、その結果得られたプロダクトを提供できるようにしている。
同社は2020年に350万ドル(約3億8500万円)のシードラウンドを実施した。シリーズAはCanaanがリードし、Homebrew、Foundation、BoxGroupなどが参加した。Canopyによると、バリュエーションはシードラウンドからシリーズAにかけて5倍になった。
同社は現在までに1850万ドル(約20億3500万円)を調達している。
この記事のここまでは、新しいスタートアップの資金調達ラウンドを発表する他の記事とよく似ている。そういう記事は、ラウンドそのものや、誰が取引に関わったのかといった一連の情報で始まる。となると、次に来るのは、競合他社や成長率、最近の買収についての投資家のコメントなどだ。だがこの記事では、フィンテックの未来と、未来の金融テクノロジーの階層というものの形について、少し考えてみたい。
TechCrunchは8月2日の週に、CanopyのCEOであるMatt Bivons(マット・ビボンズ)氏と話した。同氏はフィンテックがどこに向かうのかに
コメント