自社DXの遅れに対する懸念を言語化。 “次の一手”の足掛かりに~DX診断活用事例~
さまざまなチャネルの顧客接点がデジタル化し、“one to oneコミュニケーション”によるデータの活用が広がっています。電通は、これまでに培ってきた“人”基点のマーケティングの知見を生かし、クライアントの顧客接点に関する領域のDX(デジタルトランスフォーメーション)化を「マーケティングDX」と定義して支援しています。
そのアクションの一つとして電通は、「Dentsu Digital Transformation診断」(以下、DX診断)を2020年9月にリリース 。これは、企業のDX課題をスコアリングして、企業や事業のDXがどのくらい進んでいるか “現在地”を示すものです。診断結果を提示することに加え、要望に応じて課題解決のソリューションも提案しています。
本記事では、実際にDX診断を受けたロート製薬の事例を紹介。同社のDX戦略デザイン本部・小杉明子氏に、電通 トランスフォーメーション・プロデュース局の三浦旭彦氏がインタビュー。診断を通して見えてきた課題や気づきについて伺います。
診断を受けるプロセスで課題を自覚。新たな視点で自社のDXの“現在地”が考えられる
三浦:「DX診断」はリリース以降、60社を超える企業に問い合わせをいただ
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