老子じゃないよ老舗だよっ
老舗大国ニッポン!老舗企業をご支援することになった。創業100数十年。実際は徳川将軍◯代まで遡ると言うことで創業200年以上になるらしい。数字を書くと特定出来てしまうのでこんな感じになってしまうがさすが世界の老舗の半数以上があるニッポンである。老舗経営者に出会う確率も他国よりも高いと言うことになるのだろう。老舗の経営者の方はどことなく独特の雰囲気を持っていると感じる。品の良さと言うか人柄の良さが滲み出ている方が多い気がする。超一流の俗物である超現実珍談士サルバドール・ヱビが永久にまとえないオーラを放っているのだ。やはり延々と引き継いできた伝統を背負っていることが影響しているのだろうか。幼少期からきちんと教育がなされているからだろうか。何かが違うのである。老舗企業の特徴は利益重視ではなく関係性を重視し「貢献」に軸を置いている。もちろん利益を確保しながら。そんな様子が伺える。そして意外かもしれないが老舗企業は「革新」が得意である。伝統を守りつつ新しいことに挑戦する風土がある。ベンチャー企業のような爆発力はないかもしれないが時に自社のビジネスモデルを破壊することさえある。生き残っていく秘訣みたいなものは老舗に詰まっているのだろう。西洋理論に偏っているわけではないが中小企業診断士の学習で学ぶことは経営の一般論や西洋の合理的な経営手法であることが多いがそれだけでは一側面しか語れないと感じる。
コメント