2017年に創業しアリゾナに拠点を置くAiraは、そのテクノロジーを証明する時間を無駄にしなかった。TechCrunchでは同社のワイヤレス充電について何度か記事にした。例えば同社の「FreePower」テクノロジーはNomadの充電パッドに搭載され、Appleが開発を中止したAirPowerをさらに使いやすくした製品になった。このテクノロジーのおかげでユーザーは最大3つのデバイスを同時に充電できる。しかも時間をかけてパッド上の正確な位置にデバイスを置く必要はない。
米国時間8月3日、Airaはシードラウンドで1200万ドル(約13億1000万円)を調達したと発表した。このラウンドは、主にJawad Ashan(ジャワド・アシャン)氏、Lori Greiner(ロリー・グライナー)氏、Robert Herjavec(ロバート・ハージャベック)氏などの個人投資家がリードした。同社はこの資金で、コンシューマー向けデバイス充電を拡大し、企業や自動車、宿泊業などへも進出する他、充電テクノロジーのバージョン2.0も登場させる予定だ。
Airaの共同創業者でCEOのJake Slatnick(ジェイク・スラトニック)氏は発表の中で「この新しい資金調達ラウンドはイノベーションに向けて我々の力を加速させるゲームチェンジャーです。我々のパイプラインには多くのパートナーシップがあり、FreePower
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