数値目標を出す

　本記事を開いていただき心より感謝申し上げる。　前回は「とにかく行動の前に目的を明確にしよう」と解説した。隠されたニーズ、もしくはすでにある問題から「これは○○のためにやっている」と目的を定め、目的意識を常に持っていれば、行動の前に目的を明確にできるようになるための訓練になる。　今回からはその目的を具体的に実現していくための方法を考えていくが、まずは数値化して「目標を立てる」ところから始める。　ここで同じような事を言い出したので、どういうことか意味がわからない人も多いだろう。　目的と目標、おなじ「目」が入っているし、どっちがどう違うのか一見分かりづらいが、あなたは違いを明確に説明できるだろうか。自分なりにかんたんに答えを出して解答をご確認いただけたらと思う。　正解は、目的はそもそも「何をするためのものか」であり、目標は「目的を達成するための数値」のことである。　目標とは「これで目的を達成した」と言い切るために必要な数値だ。「この数売れたら目的達成」とか「これだけの人に読んでもらったら目的達成」とか「これだけ売れたら目的達成といえる」とか……達成できたら同時に目的が達成できたと言いきれるものを出してみる。　数値以外を目標とすることも可能だが、極力やめたほうが良い。理由は単純で、数字以外を目標にしてしまうと、嘘がつけてしまうからだ。どう見ても負けているのに「気持ちは負けていなかった」と

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