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志村高史「根拠が示せる!上司も納得!公務員のかんたんデータ活用術」

数字は無機質で冷たいものだとずっと思ってきた。けれど、この本を読み進めるうちに、数字の裏には意味があり、思いがあり、メッセージが込められているというような気になってきた。正直なところ、私は数字に自信がなかった。そもそも、数字を覚えるのが苦手だ。自分の勤めている自治体のもちろん、何らかの数値の推移をグラフにしたり、平均を取ったり、ということくらいは仕事上でしている。でも少し複雑になると、数字の絡む仕事を後回しにしたりしてしまいがちだ。自分が弱いことは気付いていても、正直、その部分の力をつけようとか、積極的に取り組むことで慣れようとかそういう努力もしてこなかった。この本を手に取ったのは、自分が今携わっている公共資産マネジメントの分野で、先進的な取り組みをされてきた、秦野市の志村さんが書かれた本だったからだ。以前志村さんは、「自治体の公共資産マネジメント担当になったら読む本」という本も書かれている。この分野の本は、少し難しいなと思うこともあったけれど、志村さんのものは違、基礎的なことから分かりやすく書かれていて、バランスの取れた、しかも熱意も感じられるものだった。辞令を受け取ったばかりの私のように「公共資産マネジメントって何?」という状態の人にも、ある程度実践してきて、振り返りや足りないところをチェックするのにも役立つ本だ。その本の中でもEBPM、エビデンス(証拠)に基づく政策立案の大切

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