Carl Pei(カール・ペイ)氏が初めてNothing(ナッシング)を世界に向けて発表してから5カ月余りが経過した。その間に、同社は時間の流れとともに少しずつ情報を流してきたように思われるが、いずれにせよ、我々は「Ear(1)」のすべてが明らかになるこの日をずっと待っていたような気がする。
ペイ氏とOnePlus(ワンプラス)とのつながりから生まれる話題性や期待感を備えた、新しいコンシューマーハードウェアのスタートアップとしては、非常に賢明な戦略だったと言えるだろう。我々は2月から現在までに発表された多くの(確かにすべてではないが)ニュースを取り上げ、その名前に関するジョークはほとんど聞き流してきた。
親しみやすい……昆虫を使ったマーケティングテーマに注目(画像クレジット:Nothing)
率直に言って、Nothingが発表したニュースの量は、想像を超えていた。ペイ氏へのインタビューでは、ノイズキャンセリング機能の他、99ドル(約1万900円)という価格が明らかになった。最近では、我々は透明な充電ケースの画像とバッテリー駆動時間(ケース併用でANCをオンにした状態で24時間、オフにした状態で36時間)についての情報を、StockX(ストックエックス)のオークションから手に入れた。実際、あとはイヤフォン本体(おわかりのように、これはかなり重要だ)が公開されるのを待つだけだった。
筆
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