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監視カメラやAIビジョンシステムを合成人間のデータで訓練する英MindtechがIn-Q-Telなどから3.6億円調達

誰のプライバシーも侵害されず、巨大なデータベースに顔がスキャンされることもなく、プライバシー法が破られることもない世界があったとしたら?そんな世界がすぐそこまで来ている。企業は単に現実世界の監視カメラ(CCTV)映像を捨て、潜在的なシナリオを100万回以上演じる合成人間に切り替えることができるのではないだろうか?それが、有力な投資家から資金を集めている、英国の新しいスタートアップが示す魅惑的な展望だ。
英国に拠点を置くMindtech Global(マインドテック・グローバル)は、エンド・ツー・エンド合成データ作成プラットフォームを開発した。簡単にいえば、店内での人の行動や、道路を横断する様子など、視覚的なシナリオを想像できるシステムだ。このデータは、大手小売企業、倉庫業者、ヘルスケア、輸送システム、ロボット工学などの顧客向けに、AIベースのコンピュータービジョンシステムを訓練するために使用される。文字通り、合成世界の中で「合成」CCTVカメラを訓練するわけだ。
このたび同社は、英国の地域投資家である国家生産力投資基金(NPIF、National Productivity Investment Fund、Mercia Equity Finance)がリードし、Deeptech LabsとIn-Q-Telが参加した325万ドル(約3億6000万円)のアーリーステージ資金調達ラウンドを

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