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書評「世界一楽しい決算書の読み方」

本書の結論から申すと「決算書の読み方をクイズ形式で楽しく、そしてわかりやすく学べる良書」である。ポイントは複数の登場人物がクイズを導き出すまでのブレストをしており、時には当たったり外れたりする点。ここは非常に重要で、例えば会計の知識をすでに保有している方であれば、結論だけ早くしりたいとなる可能性がある。しかし、私も含め会計の知識や経験が浅い人は"結論に至るまでの思考をなぞることにも興味がある"ので、会計クイズの答えを導き出すまでのブレストを見れる点は非常に面白かった。例えば1つのBSシートを提示され、「このBSはメルカリとブックオフのどちらでしょう?」みたいな感じでクイズが出される。その後は登場人物たちがこんな感じでブレストを始める↓A「ブックオフは全国に店舗がある一方、メルカリはネットで完結するからリアル店舗はないってことですよね」B「そうだね。少ない資産で売上を上げられるのがIT企業のポイントだ」C「大型の資産などがなくても売上を上げられるから、そもそもBSが小さくなるんだな.相対的に流動資産が大きく見えるだけかもね」C「よし!じゃあこれはメルカリで!」B「正解!!」このような感じで、なぜこのBSがメルカリと判断したのかを様々な角度で見れて面白い。今回の例はたまたま正解だったが、たまに間違えるのもリアルな感じがして面白い。あまりカチっとした書籍ではないので、楽しみながら決算書の

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