先日の検討会で私たちがした計算

2050年の住宅、建築がどうなっているのか、ちゃんとその時の姿を見据えてたたき台を用意してほしい。とお願いしてきたが、出てこない可能性がある（出てきたけど、かなりいい加減）と思っていたので、私と有志の研究者チームは、まずはそれを作ることとした。それが正解というわけではないけれど、少なくとも対案が出てきた時に、きちんと反応できると思ったからである。「2030年新築平均でZEH,ZEB」というのが、ZEHロードマップに出ている文言なので、これを参考にする。ZEHは①躯体の性能の強化、②高効率設備の導入、③再生可能エネルギーの３つで建物のエネルギーをゼロにするというのが、お約束である。（ちなみにこのZEH、経産省資源エネルギー庁省エネルギー対策課が取りまとめである。）また、2030年NDC（削減量）26%（建築分野は40％）から、脱炭素の議論を受けて46％に引き上げになった時点で、建築が取り組むべき水準は、倍とは言わないまでも大きく要求されるはずであるが、その形跡が見当たらない。それについてもお願いをしていた。続きをみる
Source: Note 起業ニュース

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