i3DESIGN(アイスリーデザイン)は7月20日、シリーズAラウンドにおいて、第三者割当増資による総額約2億円の資金調達を発表した。引受先はDG Daiwa Ventures、みずほキャピタル。調達した資金は、「開発中の次世代のノーコード開発プラットフォーム(SaaS事業)への投資」「DX支援フレームワーク強化のための投資」「採用の強化」にあてる。
2006年7月設立のi3DESIGNは、渋谷に本社、ウクライナに開発拠点を据えるデジタルサービスの創出支援企業Business×Design×Technologyの連携・融合により、デジタルサービスのデザイン・開発・グロースまでワンストップで提供するという。同社の競争優位性は、エンタープライズ企業が持つ既存ウェブシステムのモダナイゼーション(UI改修、機能改修、SEO対策など)を可能にするUI/UX改善クラウドサービス「flamingo」(フラミンゴ)の知見、UI/UXの知見にあるという。既存システムを活かしつつUI/UXの観点からの改修が可能で、DX推進を行えるとしている。
また「i3DESIGN DX支援フレームワーク」は、自社プロダクトの運用・改善に取り組んできた知見を体系化したもので、エンタープライズ企業からベンチャーまで取引実績は累計200社を超えるそうだ。
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