米国在住のアナリスト広瀬隆雄さんが解説! 米国の株式市場では、2021年第2四半期の決算発表シーズンが始まっています。これまでにS&P500採用銘柄の8%の企業が決算発表を終えましたが、そのうち予想を上回ったのはEPSで全体の85%、売上高で90%でした。滑り出しはすこぶる好調ですが、ポジティブサプライズを出した企業の株価は決算発表の前後2日間の通算で+0.5%しか上昇しておらず、普段(+0.8%)よりも好決算に対する反応は鈍いです。それは今回、好決算が出ることを市場参加者はとっくに見越しており、株価に織り込み済みになってしまっていることを示唆しています。ゴールドマン・サックス(GS)、JPモルガン・チェース(JPM)、バンクオブアメリカ(BAC)、シティグループ(C)、モルガン・スタンレー(MS)といったメガバンクの決算も出揃っています
Source: ダイアモンドIT
コメント