先般、日本では新型コロナワクチン接種が加速しており、全額を国費で賄っているが、一回の接種で一体どれだけの費用がかかっているのだろうか。過去の新聞記事より、7500万人分のワクチン調達費用は1200億円であり、診療報酬やシステム費用等の諸経費を全て含めて約2900億円の予算が確保されているということである。ここから試算すると、接種対象者の一人当たりにかかっている費用は約3900円であり、これは2回接種の金額のため、一回接種に換算すると2000円くらいの費用となる。これは、1 回3000円〜4000円程度のインフルエンザワクチン接種より安い金額であり、新薬としてはそれほど高額ではないと感じたが、逆に新薬をこれだけ安く提供できているのは、製造原価がかなり低いのではないかとも感じた。mRNAワクチンの技術は、大量に安く早くワクチンを供給することができる画期的な技術なのかもしれない。しかも、ガン治療や遺伝子治療に応用ができることから、今後ますます期待できる技術であると感じている。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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