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教えるのではなく、「屍を越えさせる」。社会を前に進める先輩・後輩の関係性

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「辞めるか、染まるか、変えるか。」と題し、大企業の変革にまつわるテーマの対談を通じて、新しい「大企業の可能性」を探る本連載。第3回以降は、ONE JAPANに加盟する有志団体の所属企業の中から、大企業の変革に挑戦した事例をピックアップし、その当事者へインタビューする形式で、「大企業の可能性」について考えていきます。

大企業の若手・中堅社員を中心とした企業内有志団体が集う実践コミュニティ「ONE JAPAN」

 

前回に続き、トヨタ自動車の社内有志ビジネスコンテスト「A-1 CONTEST」を主宰する、鈴木貴博氏と土井雄介氏(ONE JAPAN TOKAI代表)の2人に、電通若者研究部としてONE JAPANに加盟する吉田将英が話を聞きました。

「合わない上司」は、なぜ会社から評価されているのか



吉田:お二人が立ち上げたトヨタ社内のビジネスコンテスト「A-1 CONTEST」や、それをきっかけに業務として立ち上がった全社公募の「B-PROJECT」は、個人のキャリアにどのように影響を与えましたか?

土井:2つの活動を通して、社内で新規事業立ち上げのキャリアを歩むようになりました。アルファドライブという資本関係のない6人のベンチャーへ出向させてもらっているのも、A-1 CONTESTやB-PROJECTで繋がった人事や役員な

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