昔は高価だったBCLラジオがだいぶ安くなっているという
世の中には様々なオタクが存在する。もはや「物の数だけ、オタクが存在する」と言っても過言ではないだろう。沖縄県在住の50代男性(医療関係/年収200万円)は短波ラジオのオタクだ。
短波放送は遠くまで届く電波を利用しているため、海外の放送も受信できるという特徴を持つ。男性は中学生だったときを振り返り、
「ベトナム戦争当時北ベトナムの放送を短波で聴いた時、『これから北ベトナム軍がサイゴンに入城する』と言っていたが、私は本気にしなかった。しかし結果はアメリカが負けた」
と、短波放送で海外の情報を収集していた様子を綴っている。その後アマチュア無線の資格も取って海外との交信を楽しんだという。
そして半世紀近くが経った。
「高価だった短波ラジオが今は数千円で中国製の相当良いものが沢山あり、とても安く感じてついついAmazonでポチッとしてしまう。昔のラジオも沢山あるが置き場所に困っている」
海外を夢見る少年は、時代の波に揉まれ、立派なラジオオタクに成長した。短波ラジオを通じて英語や中国語も学べたといい、「今もラジオでながら学習できるし、テレビと違って受信料もタダでいいこと尽くめ」と書いている。(文:草茅葉菜)
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